ヒメトビケラ属の一種 静岡県、愛知県で確認しました。幼虫は、河川の下流域などに高密度で見られますが、体長2〜3mmと小さいためほとんど気づかれません。終令幼虫は微小な砂粒を用いて巣を作ります。同じヒメトビケラ科には、苔類の葉を用いるものもいます。
Hydroptila sp.
ヒメトビケラ科 ヒメトビケラ属
平野部などでも広く生息していると思われ、静岡県では、海から10mと離れていない三面護岸の水路で幼虫が多量に生息している場所がありました。 幼虫は、多くの場合川底か転石などに巣を固着させています。はじめは米粒のようなものが付いているかな、というような印象で、意識していなければ非常に見つけづらいと思います。
ヒメトビケラ属とコガタシマトビケラのサイズ比較
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