ムカシトンボ 愛知県で確認しました。
Epiophlebia superstes
ムカシトンボ科
ヤゴは主に、水が非常に綺麗な山間渓流などに生息しており、石の裏にへばりついていることが多いです。成虫は5月に羽化をしますが、幼虫は羽化の1ヶ月ほど前から上陸する習性があります。
成虫になるまでには7年から8年を要し、14回ほど脱皮すると推定されています。
本種は中世代のトンボに近い形質を維持していて、生きた化石とも言われます。
ムカシトンボ科は世界中でも日本に分布している本種とヒマラヤ山に分布するヒマラヤムカシトンボの二種のみしか存在しないため世界的に見ても珍しいトンボといえます。
上陸し羽化のタイミングを待つムカシトンボ幼虫
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