タイリククロスジヘビトンボ
Parachauliodes continentalis





ヘビトンボ科

愛知県で確認しました。
水が冷たい河川上流域を中心に生息しています。ヘビトンボが渓流の瀬、ヤマトクロスジヘビトンボが流れの緩やかな支流を好むのに対し、タイリククロスジヘビトンボは山地渓流の落ち葉が溜まった淀みでよくみられます。
頭部、胸部の色はヤマトクロスジヘビトンボ(黒褐色)とヘビトンボ(赤褐色)の中間のような、茶褐色が少し赤みがかったような色をしています。
ヤマトクロスジヘビトンボとは、呼吸管の形状で区別が可能です。

<形態的特徴>
・呼吸管は細く短い(ヤマトは太く長い)
・二本の呼吸管は呼吸管の長さ以上離れている(ヤマトはほぼ隣接する)

 
左;ヤマトクロスジヘビトンボ 右;タイリククロスジヘビトンボ



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