イトモロコ
Squalidus gracilis gracilis
コイ科 カマツカ亜科 スゴモロコ属
愛知県、岐阜県で確認。
主に平野部の中、下流域やそのワンドに生息していますが、丘陵地の河川上流で採集できた事もあった。
水質汚濁には比較的弱いと見られ、汚濁が進んだ水域では確認できないことも多いです。
>砂底の水草が多く生える水路にすむ地域と、石の多い河川にすむ地域があり、生息環境に大きな隔たりがあ
(淡水魚ガイドブック 永岡書店 より引用)
り、採集をしていて深く実感することがあります。前者は体高が高く、後者は細身であることが多い気がします。
体長は最大でも6cmほどでスゴモロコ属の中では最小です。側線鱗が縦に細長いことから区別できます。
さなぎ粉が餌の仕掛け籠によく入りますが、タモロコほどではありません。
採集可能道具 たも網、竿(アカムシ)、仕掛け籠
2007年4月 愛知県
2005年5月 岐阜県
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