トウヨシノボリ
Rhinogobius sp. OR



ハゼ科 ハゼ亜科 ヨシノボリ属

北海道、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県で確認しました。
河川上流域から下流域、水路、池などに広く生息します。濃尾平野でも最も普通に生息するヨシノボリです。
水質汚濁にも比較的強く、池などの止水域や工業排水の多く入る河川でもよく見られます。 全体的に橙色を帯びる事などでカワヨシノボリと区別ができますが、初心者には大変紛らわしく、一見では分かりにくい場合が多いです。
カワヨシノボリのオスに比べて、本種のオスは上からみると顔がやや丸みを帯び、胸鰭に三日月模様が見受けられない等の特徴も挙げられますが、個体差や地域差が多く、極端にカワヨシノボリに似た本種も存在するので難しいです。 唯一「ほぼ」見分けられる特徴は、胸鰭条数の数を数えて18〜22だとトウヨシノボリということです。条数、体の特徴をそれぞれ見て判断するとよいでしょう。

採集可能道具 たも網


2007年6月 北海道


2006年12月 静岡県


2005年7月 愛知県


2006年3月 岐阜県


2006年11月 三重県


2007年3月 滋賀県



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