ヤリタナゴ
Tanakia lanceolata



コイ科 タナゴ亜科 アブラボテ属

愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県で確認しました。河川の中流、平野部の伏流水が流入する細流、水路、湧水を主とする池等に生息します。ただし、付近にドブガイ、イシガイなどの二枚貝がいる水域のみです。 貝の有無にも左右されますが、水質汚濁には比較的弱いです。これはタナゴ類全般においても言えることだと思います。
体色は通常白銀色をしていますが、繁殖期のオスはエラの部分の桃色が目立ちます。
九州産の個体は体高が低いのに対し、濃尾平野産の個体は体高が高く一見するとフナやカネヒラのように見えます。

採集可能道具 たも網、仕掛け籠、竿(アカムシ)

 
2005年 岐阜県


2005年6月 三重県


2006年10月 愛知県



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