ゼゼラ ゼゼラ
Biwia zezera



コイ科 カマツカ亜科 ゼゼラ属

愛知県、岐阜県で確認しました。名古屋市内でも度々確認されています。
平野部の河川上流〜中流域に主に生息します。泥底を好み、湧水や伏流水の流入する小河川には特に多いです。小型で寿命も短く、孵化後1年で成熟し産卵後にたいてい死にます。各地で減少が著しいように感じますが、いるところでは嫌と言うほどいる場所もあります。
カマツカやツチフキとは違い、本種は有機堆積物を食べるため流れの変化の乏しい河川には生息できないといわれます。 カマツカ、ツチフキに比べて体がもっとも小さく、吻も丸く、ヒゲがないことで区別できます。 ヒゲがなく餌を感知できないため水槽内での長期飼育は難しいとされますが、一度餌付いてしまえば最低でも半年は飼育が可能でありそれほど難しくないと思いました。
秋には川の本流を大群で泳いでいることがありますが、狙っても釣れません。

採集可能道具 たも網


2006年1月 岐阜県


2006年1月 愛知県


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