地元を極める



●地元を極める、という事
えー、「地元を極める」とは何ぞや。という事ですが、皆さんは魚採りや釣りをするとき、魚の生息地を調査するためにしても、目当ての魚を捕るにしても、地図を見てここが良さそうだなぁと思って出掛ける事が多いと思います。実際僕も殆どそうです。しかし、魚採りをするにあたって忘れてはいけないのが「地元の水域」なんだと思います。地元を知らずしていきなり他を知るなんていうのは難しいです。とりあえず、地元で魚採りをすることによって、色々な知識や経験を手に入れ、それを元にして行きたいと思った場所で魚採りをする。これが魚の知識、経験を増やすための基本なんだと自分は思います。
また、地元での魚採りによって地元をより深く知る、ということもとても大事です。その魚層や汚さから地元の自然の多さが分かるようになると思います。毎日見ている地元の方だからこそわかる環境の変化などもあるはずです。
地元には誰よりも詳しくなっておきましょう。




●灯台下暗し
車や電車で遠くまで行ったのはいいけれど、収穫がイマイチで満足がいかなかったという経験をされた方は多いと思います。そういうことがあったら、地元の水域をもう少し見直して見ましょう。普通種ではあっても案外たくさんの魚が釣れたり、捕れたりする事もあります。地元を甘く見てはいけません(謎
誰しもが近所に河川があるわけではないと思いますが、 自分は、幸いなことに周辺を川や水田に囲まれており、小学生のころから近所の友達を連れまわして自転車で行ける範囲の川や池で魚採りをしていました。ほんの数年前の話ですがそのころはまだメダカなんかごまんといましたし、スジシマドジョウなんかも水路で結構頻繁に捕れていました。また、家の目と鼻の先の川でアユも産卵していました。
そして今、電車、父の車等行動範囲が大きくなり何処にどのような魚がすんでいるかなどが分かってきました。するとメダカが大量にいる川というのも少ないし、スジシマドジョウというのは結構珍しいことがわかりました。
同時に、地元で魚採りをしていると、年が経つにつれ近所の魚の数や種類が急速に減っていることが分かりました。それが僕が魚を取り巻く環境に目を向け始めるきっかけになったのです。
皆さんも是非ご近所の川に出掛けてみましょう。




●地元で魚採りをする時
折角地元で魚採りをするんですから、自転車で出かけてみてはいかがですか。近所の場合は自転車の方がこまめにポイント移動もできますし、駐輪する時場所もとらないので便利です。自分は短い胴長をカゴに積み、あとは伸縮自在の網と小さめの水槽をバッグに入れて行きます。
地元も結構面白いものです。




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